
今回は宮沢賢治の「注文の多い料理店」。
英題は “The Restaurant of Many Orders”で、直訳のままです。
あらすじ
町から狩猟に来た2人の紳士が山奥で道に迷い、空腹で困っていたところ
「山猫軒」というレストランを見つけ、喜んで中に入った。
しかし、店の中では客への奇妙な”注文”が次々と指示され、
不思議に思いながらも従っていった。
やがてこれらの注文が客をもてなすためではなく、
客を料理にするための準備だと気づいた2人は命からがらレストランから逃げ出す。
では、お話の中からポイントとなる
センテンスを英語にしてみましょう!
01 お気軽にお入りください
Anyone will be welcome. Feel free to come in.
anyone:誰でも come in:入る
レストラン「山猫軒」の入り口にあった案内です。
“come in“は、「入って!」という意味で親しい間柄で使えるフレーズです。
Feel free to :
「遠慮なく~して」や「ご自由に~して」といった感じで、
様々な場面で使える便利なフレーズです。
02 なんか変じゃない?
This cologne smells like vinegar. Isn’t something odd?
cologne:香水 like:~の様な something:何か odd:奇妙
レストランの張り紙の指示に従って香水を頭にかけると
その香水は妙なことにお酢のにおいがした。
紳士2人がこのレストランは何かおかしいぞ?と気づき始めるシーンです。
“smells like” は動詞の後にくる like なので
「~のようだ」という意味として判断できますね。
Isn’t something odd? :
否定疑問文である “is not” が文頭にきているので
「~だよね?」と相手に同意を求めたり、確認をする際に使われる表現になります。
odd は、ここでは strange と同じ意味として使われていますが、
奇数や半端という意味もあります。
03 彼らは震えながら草むらに立っていることに気づいた
They found themselves shivering and standing in the grasses.
themselves:彼ら自身 grasses:草むら
突然レストランが消え、びっくりしていたら…
そんなシーンです。
shivering=shiver(震える)、standing=stand(立つ)は
それぞれ現在分詞で、2人がどんな状態でいたかを説明する形になっています。
found themselves :
「いつの間にか~という状況になっていた」という意味として使われます。
今回のセンテンスだと「~している自分に気づく」というニュアンスです。
ちょっと間抜けな人間と、
人間を狙う謎の生き物(ネコ?)が登場する
独特な世界観の宮沢賢治のお話でした。
ご紹介できなかった部分も
とても面白いセンテンスがありますので
是非全文読んでみてくださいね!
